
香典返しを用意するとき、「お礼状には何を書けばいい?」「失礼のない文章にしたいけれど、自分で考えるのは難しい……」と悩む方も多いのではないでしょうか。
香典返しに添えるお礼状には、香典をいただいたことへの感謝と、無事に忌明けを迎えたことを伝えるのが基本です。
ただし、書き方や言葉遣いにはいくつか注意したいポイントがあります。
本記事では、そのまま使える香典返しのお礼状の例文をケース別に紹介します。あわせて、お礼状を書く際のマナーや避けたい表現、送るタイミングについてもわかりやすく解説するので参考にしてください。
目次
香典返しに添えるお礼状の例文

香典返しの品物を贈る際は、挨拶状やお礼状を添えるようにします。
内容は一般的なマナーや形式に沿っていれば定型の文章でも問題ありません。
もし個別にお礼の文章を考える場合は、一般的な挨拶状の形式に沿った形で、文章の中身を友人宛にアレンジするとよいでしょう。
先般は祖父〇〇儀の死去に際しまして御多忙中にもかかわらず
ご丁寧なお心遣いをいただきましたこと厚く御礼申し上げます
お陰をもちまして滞りなく忌明けを迎えることができました
つきましては供養のしるしとして心ばかりの品をお贈りさせていただきます
どうぞご受納くださいますようお願い申し上げます
まずは略儀ながら書中をもってご挨拶申し上げます敬具
令和●年 ●月 ●日 ●●
香典返しe-shopでは、香典返しにそのまま使える挨拶状を無料でご用意しています。
一般的な定型文をはじめ、宗教別の例文や名前を入れられるものなど、さまざまなタイプからお選びいただけます。
友人や知人への香典返しにもご利用いただけますので、ぜひご活用ください。
参考:葬儀・法要・お墓・相続がわかる事典(浅野まどか 西東社) 87ページ
LINEやメールでお礼を伝える場合の例文

LINEやメールで香典をいただいたことへのお礼を伝える場合は、かしこまった文章にしすぎず、相手との関係性に合った言葉を選ぶことが大切です。
親しい友人や知人など、普段からLINEやメールでやり取りしている相手であれば、短い文章でも感謝の気持ちは十分伝わります。
ただし、最低限のマナーは守りましょう。
以下では、マナーとラフなコミュニケーションを組み合わせた例文をご紹介します。
香典をいただいたことに対するお礼の例文
先般は、お忙しい中、葬儀に参列いただきありがとうございました。
また、過分なお心遣いをいただき家族ともども感謝いたしております。
お陰様で無事四十九日法要を終えることができました。
後日、改めてお礼をさせて頂きたいと存じます。
取り急ぎ、メールにて失礼いたします。
香典へのお礼では、まず葬儀への参列や香典をいただいたことに対する感謝を伝えます。
そのうえで、「無事に四十九日法要を終えた」と報告すると、相手にも現在の状況が伝わります。
LINEやメールでの連絡になるため、「取り急ぎメールにて失礼いたします」など、簡略な方法でお礼を伝えることへの配慮を添えると、より丁寧な印象になるでしょう。
葬儀・通夜に参列した人へのLINEの例文
先日はお忙しい中、葬儀に参列いただきありがとうございました。
また心のこもったお気遣いに深く感謝しております。
後日改めてお礼をさせていただきますが、まずはLINEにて失礼いたします。
今後ともよろしくお願いいたします。
この文例は、葬儀や通夜に参列してくれた相手へ、まずはLINEで感謝を伝える場合に使いやすい内容です。
「お忙しい中、参列いただきありがとうございました」と参列へのお礼を述べ、「心のこもったお気遣いに深く感謝しております」と香典や弔意への感謝を伝えています。
最後に「後日改めてお礼をする」と添えることで、LINEだけでお礼を済ませるのではなく、改めて正式に感謝を伝える意思を示しています。
香典返し、のしや挨拶状の注意点は?

香典返しの品物に付ける「のし」は他の方々と同じものを用います。
のしは、贈る相手というよりも地域や宗派によってどのような水引を用いるか、表書きはどのよう書くかが異なります。
香典返しののしは、全国的には黒白の結びきりで、のし上に「志」と書くのが一般的です。
西日本では、黄白の水引を用いて「満中陰志」と書く地域が多いです。
また、のしの表書きの墨の色は、四十九日よりも前に贈る場合は薄墨を用います。四十九日を過ぎたあとは、薄墨または濃墨で書くようにします。
参考:短くても気持ちが伝わる手紙・はがき・一筆箋きちんとマナーハンドブック(杉本祐子 主婦の友社) 180ページ
「香典返し × お礼状」に関するFAQ
Q:香典返しにお礼状は必要ですか?
香典返しには、お礼状を添えるのが一般的です。
香典をいただいたことへの感謝と、無事に忌明けを迎えたことを伝えます。
必須ではありませんが、感謝の気持ちを丁寧に伝えるためにも、添えるとよいでしょう。
Q:香典返しのお礼状はいつ送りますか?
一般的には、四十九日などの忌明け後に香典返しと一緒に送ります。
葬儀後に個別で香典をいただいた場合は、まず電話やLINEなどで早めにお礼を伝えましょう。
その後、忌明けのタイミングで香典返しとお礼状を贈ると丁寧です。
Q:香典返しのお礼状は手書きでなければいけませんか?
典返しのお礼状は、必ずしも手書きである必要はありません。
印刷した定型文でも、香典への感謝や忌明けの報告がきちんと伝われば問題ありません。
大切なのは形式よりも、相手への感謝の気持ちを丁寧に伝えることです。
Q:香典返しのお礼状には何を書けばいいですか?
香典をいただいたことへの感謝、葬儀への参列や弔意へのお礼、無事に忌明けを迎えたことなどを記載します。
最後に、直接お礼を伝えられないことへのお詫びと、書面での挨拶となることを添えると丁寧です。
故人との関係や宗教・宗派に合わせて、適切な表現を選びましょう。
Q:香典返しのお礼状に使ってはいけない言葉はありますか?
「重ね重ね」「たびたび」「再び」など、不幸が繰り返されることを連想させる言葉は避けるのが一般的です。
また、「死ぬ」「生きる」といった直接的な表現も控え、「逝去」「生前」などの表現に置き換えます。
宗教・宗派によって避けるべき表現が異なるため、相手に合わせて言葉を選ぶことも大切です。
まとめ
大切な人を亡くした悲しみの中で、葬儀やさまざまな手続きを進めながら、お礼状まで準備するのは決して簡単なことではありません。
香典返しのお礼状は、形式を完璧に整えることよりも、香典をいただいたことへの感謝を丁寧に伝えることが大切です。基本的な構成やマナーを押さえれば、難しく考えすぎる必要はありません。
文章に迷ったときは、今回紹介した例文を参考にしながら、相手との関係性に合わせて言葉を整えてみてください。
香典返しe-shopでは、一般的な定型文をはじめ、宗教別の文例や名前を入れられる挨拶状など、香典返しに使えるお礼状を無料で用意しています。文章を一から考える負担を減らしたい方は、ぜひご活用ください。
著者情報

- 当サイトは香典返し・法事の返礼品の専門店「香典返しe-shop」が運営しています。当店は長年にわたり、お葬式や法事の返礼品を通して、全国各地の数多くの喪主様や施主様のサポートを行ってまいりました。当サイトでは、これまで培ってきた経験をもとにお葬式や法事のマナーに関する情報を分かりやすくお伝えしています。
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