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葬儀・通夜の日程の流れや決め方は? 参列者の日程の確認方法など

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葬儀・通夜の日程の流れや決め方は? 参列者の日程の確認方法など
葬儀はどのような流れで行われるのでしょうか。通夜、告別式、火葬など、だいたいの流れは知っていても、いざというとき、どのように進めていけばよいのか、掴んでいる人は少ないかと思います。ここでは、葬儀・通夜の日程の流れやスケジュールの決め方などについて解説します。

通夜、葬儀、告別式とは?

葬儀の一般的な流れとしては、通夜、葬儀、告別式という儀式があります。通夜は亡くなってから最初に行う儀式で、告別式は厳密には葬儀とは異なりますが、同じ意味に捉えることもあります。通夜や告別式など、一連の儀式をまとめて、葬式(または葬儀)と呼ぶこともあります。

通夜や葬儀をどのように行うのか、はっきりとした決まりはありません。ただし、一般的に行われている形式というものがあり、日本ではたいていが仏教式の葬式をベースとしてスケジュールを組んでいます。

ここでは、通夜から葬儀(または告別式)という流れで行う葬式についての日程を見ていくことにしましょう。

参考:葬儀・法要・お墓・相続がわかる事典(浅野まどか 西東社) 56ページ

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亡くなってからの通夜・葬儀の流れ、一般的な日程表は?

亡くなってからの通夜・葬儀の流れ、一般的な日程表は?

日本では古来より、亡くなった翌日に通夜、その翌日に葬儀を行うという流れが一般的にありました。かつては地域の行事の一つとして葬式ができたこと、親類も比較的近くに住んでいたこと、遺体に関しても火葬が義務付けられていなかったためすぐに埋葬ができたことなどもあって、こうした日程で進めることができました。

しかし、現代では親類縁者が遠方にいる人も多く、また、それぞれが忙しい生活を送っているなど、さまざまな都合も考慮に入れて日程を決める必要が出てきました。

いずれにせよ、亡くなってから通夜、葬儀(火葬)を行うまで、少なくとも3日間は日程として組む必要があります

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葬儀・告別式・通夜の日程の決め方は?

地域によっては亡くなった当日に通夜を行うこともあり、その場合、近親者だけで通夜の翌日に葬儀を済ませ、後日人々が集まりやすい日時に改めて告別式を行うという方法もあります。

日程の決め方としては、希望通りの日に行うことができれば、それが一番よいのですが、まず、葬儀を行う斎場、火葬場の空き状況などを確認しておく必要があります。また、後から告別式を行うような大掛かりな葬儀ができるならともかく、通夜の翌日に葬儀・火葬を行うという一般的なスケジュールを組むとしたら、多くの参列者が集まることのできる週末を選んだほうがいいでしょう。

また、僧侶にお願いするときは、僧侶の方の都合も併せて考慮しなければなりません。つまり、日程の決め方としては、亡くなった日(曜日)から最も近い週末(金・土・日)で、斎場や火葬場の空きを確認し、スケジュールを調整することになります

参考:葬儀・法要・相続 マナーと手続きのすべて(主婦の友社) 50ページ

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火葬の日程の決め方は?

火葬の日程の決め方は?

火葬は、葬儀と同じ日に行うのが一般的です。

葬儀社に依頼した場合、そうした日程の調整はすべて行ってくれるはずですが、逆にいえば、火葬場の空き状況に合わせて葬儀の日程を決めるというケースがほとんどです。火葬場に予約を入れ、葬儀を終えたあとに出棺、火葬という流れになります。火葬のあとは、骨上げを行い、骨壺に納めます。一般的な葬儀の行程はこれですべて終了です。

なお、地域によっては、先に火葬を行い、骨を拾い上げたあとに葬儀を行う「骨葬」という方法もあります。

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葬儀と六曜の関係は? 大安や友引は考慮が必要?

六曜とは、暦の一種で、「先勝」「友引」「先負」「仏滅」「大安」「赤口」の6つの曜日のことをいいます。結婚式は「大安」がよいなど、どなたも聞いたことがあるかと思います。迷信といってしまえばそれまでですが、やはり、気に掛ける人も多いのではないでしょうか。

それぞれの細かい「いわれ」については省略しますが、葬儀を行うのに不向きといわれるのは、吉日である「大安」と「友引」です

ちなみに「仏滅」は、仏様とはまったく無関係なので、葬儀を行っても大丈夫な日です。親戚の方を葬儀に招く場合、六曜を気にされる人もいるかと思います。そうしたことを配慮するなら、やはり大安や友引は避けた方がいいでしょう。

ちなみに、友引の日は、そうしたことを配慮してか、火葬場が休みのところが多いようです。

参考:突然、親が亡くなった。初めての葬儀だけど喪主を立派に務めたい。(松本美佳 秀和システム) 5ページ

参列者が葬儀の日程を確認したい場合は?

参列者が葬儀の日程を確認したい場合は?

遺族から直接訃報を聞いたときは、気が動転してしまい、葬儀についての細かい情報を聞き逃してしまう場合もあります。こうした電話に出たときは、なるべく慌てずに、メモを取るように心がけましょう。

肝心なことは、葬儀の場所(斎場)と時間です。

遺族の方もいろいろ忙しいので、後から電話で聞くのははばかれるところです。斎場さえ確認しておけば、斎場の連絡先を調べ、斎場のスタッフに日程を確認することもできます。斎場の連絡先については、電話帳や、最近ではインターネットで検索して調べることができます。

参列者が葬儀の日程を確認する場合のメールの例

ただし、こうした斎場の場所などの情報を最初の訃報で聞き逃している場合、何も手掛かりがないときは、やはり遺族に直接葬儀の日程を確認するほかありません。親しい間柄や親戚であれば、電話で確認を取ることもできるでしょうが、それほど親しい付き合いがない場合など、なかなか気軽に電話できないということもあります。

その場合は、メールで確認を取るという方法もあります。メールであれば、すぐに対応できなくても、時間的に余裕があれば、故人の葬儀に関しての情報なので、先方から連絡が来るはずです。

なお、メール葬儀の日程を尋ねるときは、最初に必ずお悔やみの言葉を書くようしましょう。ただし、あまり感傷的な表現は必要ありません。要件は手短に、長文は読む相手も苦痛であり、禁物です。

メールの文章例

この度はご愁傷様です。
●●様のお別れに伺いたいので、お通夜とご葬儀の場所と日時が決まりましたらお知らせください。
よろしくお願い申し上げます。

まとめ

・亡くなってから通夜・葬儀までの日程は、約3日間。火葬場の空き状況などで決まる。
・人の集まりやすい週末を選んで、場合によっては六曜なども考慮に入れよう。
・葬儀の日程の確認には、インターネットでの検索やメールなどを上手に使おう。

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