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香典返し キリスト教はどうすればいい?法要・時期・のし・表書きなど

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キリスト教の香典返しのマナー、法要・時期・のし・表書きなど
通夜や葬儀で頂いた香典に対しては、香典返しを行うのがマナーです。ところで、キリスト教の葬儀では、こうした香典返しはどのように行うのでしょうか。そもそもキリスト教にも香典返しはあるのでしょうか。ここでは、キリスト教の香典返しについてのマナーや、時期、のしや表書きなどについて解説します。

四十九日に相当するキリスト教の法要は? プロテスタントとカトリックの違い

まず、キリスト教の葬儀は、どのような流れで行われるのでしょうか。

キリスト教には大きく分けてプロテスタントとカトリックがあります。キリスト教では全般的に、仏教のような供養という考え方がないため、いわゆる法要は行いません。ただし、故人を偲び、故人の死を受け入れて哀しみを乗り越えるという意味で、追悼行事を行うことがあります

カトリックでは、こうした追悼の儀式を「追悼ミサ」と呼び、一方、プロテスタントでは「記念会」と呼んでいます

仏教の四十九日に相当する追悼式としては、カトリックの場合、3日目、7日目、1カ月目に、教会で親族や知人を招いてミサを行います。プロテスタントの場合は多くは1カ月目の昇天記念日に記念会を行います。教会や自宅などでやはり親族や知人が集まり、記念集会を行います。

参考:冠婚葬祭マナー大事典(学研パブリッシング) 418ページ

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キリスト教も香典返しはするの?

キリスト教も香典返しはするの?

仏式の場合、四十九日の忌明けに香典返しを行うのが、一般的な習わしですが、本来のキリスト教では、香典返しに当たる風習はありません。

しかし、葬儀に参列した方から「香典」としてお金を頂いた場合は、やはり感謝の気持ちを込めて何かお返しをするというのは、宗教や宗派の違いはあるにせよ、社会的に共通のマナーといえるでしょう。

キリスト教の場合、香典の呼び名も「御花料」などとなっていますので、香典返しという呼び方も正確ではないかもしれませんが、御花料として香典を頂いた方へ、お礼として返礼品を渡すのは、いわゆるキリスト教式の香典返しとして、日本では通例となっています。

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キリスト教で香典返しをする時期は?

キリスト教で香典返しをする時期は?

キリスト教の場合、カトリック、プロテスタントともに1カ月目に追悼式を行いますので、これらの追悼式を終えた後に、香典返しを行うようにします。

仏式では、通夜、葬儀、四十九日法要などで、それぞれ「香典」を頂くことがありますので、それぞれに香典を頂いた方をまとめて、忌明け後に香典返しを行いますが、キリスト教においても「御花料」や「御ミサ料」として葬儀や追悼式でお金を頂いた方へ、それぞれ返礼品を差し上げるようにします。

参考:冠婚葬祭・おつきあいのQ&A ネット検索ではわからない正解をズバリ回答!(杉本祐子 主婦の友社) 68ページ

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キリスト教で香典返しの相場は?

御花料に対する香典返しはいくらなのか、決まった額はありませんが、やはり相場としては、一般的な香典返しにならって、頂いた金額の3分の1から2分の1程度、いわゆる「半返し」が相場といえるでしょう

ここまで読まれた方は、キリスト教といえども、仏式と変わらないではないかと思われるかもしれませんが、葬儀でのやりとりでは、宗教や宗派を超えて、ある程度共通のルールを持つことが必要といえます。

逆に考えてみればわかりますが、自分はキリスト教徒であっても、仏式の葬儀に参列するときは「御霊前」として香典を渡し、相応の香典返しを受け取ることになるわけです。「香典」のやりとりには、相互扶助という考え方がベースにありますので、「御花料」に対しても、感謝の気持ちを込めて相手にお返しを贈ることが大切です

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キリスト教の際の熨斗(のし)と表書きは?

キリスト教の香典返しでは、「のし」をどのようにすべきでしょうか。

香典返しを贈る際は、受け取った相手に「香典返し」とわかることが大切です。香典(御花料)の返礼品ということが相手に伝わるよう、のし紙には、黒白、または黄白の結びきりが印刷されたものを用います

表書きは、キリスト教式としては、「偲び草」なども用いられますが、宗教・宗派を問わず使うことができる「志」が一般的です。水引の下(下段)には、姓のみか、喪主のフルネームのどちらかを入れます。

キリスト教式香典返しののし

キリスト教の香典返しの品物は何を贈ればいい?

キリスト教の香典返しの品物は何を贈ればいい?

これまで述べたように、キリスト教には元来、香典返しという風習がありませんので、どのような品物を贈るべきか迷う人もいるかもしれません。ここはやはり、葬儀における共通のマナーとして、一般的に選ばれている「香典返し」のマナーに沿って選ぶのがよいかと思います

つまり贈る側よりも、贈られた側のことを考えて選べばよいわけです。

香典返しの品物としては、やはり使ってなくなる「消えもの」を中心に選ぶのがよいでしょう。

たとえば、ある程度日持ちのよい「焼き菓子」、お茶、調味料、タオルや洗剤などです。 キリスト教の返礼品であることをアピールしたいというのであれば、クッキー・マカロンなどの洋菓子や紅茶など、洋風の品物を中心にセレクトしてみるといいかもしれません。

キリスト教の挨拶状の例文

キリスト教の場合、香典返しに付ける挨拶状は、香典(御花料)へのお礼と30日目の追悼式を終えたことを報告します。書式としては、時候の挨拶等、仏式とそれほど変わりませんが、キリスト教なので、仏式で用いる奉書紙よりも、洋風のカード式が多いようです。

なお、仏式の挨拶文と同じように、文中に句読点は打たないようにします。

例文(カトリックの場合)

謹啓
時下ますますご清祥のことと申し上げます
過日亡き母〇〇召天の際は 御懇篤なる御弔意を賜り 厚く御礼申し上げます
この度 三十日目の追悼ミサを滞りなく済ませました
つきましては 心ばかりの品をお贈りしましたので
御受納くださいますようお願い申しあげます
まずは略儀ながら書中をもってご挨拶申し上げます

敬具

令和〇年〇月〇日  〇〇(喪主名)

参考:すぐ役立つお礼・祝いの手紙マナー&文例集(現代レター研究会 法研) 219ページ

まとめ

・本来、キリスト教には香典返しはないが、「御花料」へのお返しとして香典返しを行うのが一般的。
・香典返しを行う時期は、カトリックやプロテスタントともに、たいてい30日目の追悼式の後。
・香典返しの相場は頂いた額の「半返し」。品物は「消えもの」など、基本的マナーはキリスト教でも同じ。

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