弔事・香典返しの豆知識
香典の意味
香典とは葬儀で死者の霊前に供える金品の事で香奠と書いたりもします。
昔はお金ではなく、お香などの品物をお供えしていたため今でも「香」が使われています。
ちなみに「奠」は霊前にお供えする金品の意味です。
忌明けの法要が終わられたら香典のお返しをいたしますが
以下に一般的な香典返しの熨斗をご紹介します
仏教=「志」「満中陰」満中陰志」
神道=「志」「偲草」
キリスト教=「表記なし」「志」「粗品」
熨斗については、宗教や宗派または地域によっても違ってきますので
ご親戚やお寺様にお訊ねされることをおすすめいたします。
香典は、本来は亡くなられた方、つまり御霊前に供えるためにお返しは必要ありません
しかし、現在では忌が明けたご挨拶もかねてほとんどのご遺族の方が忌明け後に香典のお返しをご用意してらっしゃいます。
香典返しのご予算は、香典の3割から5割です。
一般的に世帯主がお亡くなりになった場合は3~4割、それ以外のご家族の方の場合4~5割をお支払いのご予算とされると一つの目安になります。
香典返しは、多数の方にご用意する場合が多いのでなるべく好き嫌いが少ない商品をご用意される場合が多いです。
例えば、海苔やお茶、洗剤などの消耗品などが人気があります。