弔事・香典返しの豆知識
初盆だけどお中元を贈ってもいい?
今回は、お中元の意味についてお話をさせていただきます。
お中元の「中元」は道教(中国三大宗教である儒教や仏教と並ぶ宗教の一つ)の習慣です。
道教では中元を人間贖罪(しょくざい)の日として、一日中火を焚いて神を祭る盛大なお祭りが行われていましたが、仏教の「盂蘭盆会」と混同され祖先の霊を供養する日となりました。
お中元の「中元」は道教(中国三大宗教である儒教や仏教と並ぶ宗教の一つ)の習慣です。
道教では中元を人間贖罪(しょくざい)の日として、一日中火を焚いて神を祭る盛大なお祭りが行われていましたが、仏教の「盂蘭盆会」と混同され祖先の霊を供養する日となりました。
江戸時代以降、お中元に親類や知人が往来し、盆のお礼として贈り物を風習が生まれ、お世話になった人に贈り物をする習慣へと変化していきました。
私どもでもよく、お客様から「今年は初盆なんだけどお中元はしていいの?」というお問い合わせを頂きます。
私どもでもよく、お客様から「今年は初盆なんだけどお中元はしていいの?」というお問い合わせを頂きます。
回答は、お中元は大丈夫です。
また、お亡くなりになられたご家庭では、年末に喪中はがき(欠礼はがき)を出しますが、これは、新年に「おめでとうのご挨拶ができません」という意味で、お中元やお歳暮は「ありがとう」や「お世話になりました」という感謝を伝える習慣ですので、喪中でもいいですよ、とお答えしています。