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喪主と施主の違いは? 喪主と施主の決め方やそれぞれの役割について

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葬儀や法事では、遺族の代表として式を執り行う人を喪主といいます。
また、喪主のほかによく聞くのが施主という言葉です。喪主と施主はどこがどう違うのでしょうか。
ここでは喪主と施主の言葉の意味と、役割などでについて詳しく解説します。

喪主と施主の違いとは?

一般的には、喪主と施主は同じように捉えられがちですが、厳密にいうと異なります。

喪主は遺族の代表として葬儀の指揮を行うのに対して、施主は本来は「お布施をする主」という意味であり、葬儀の費用を負担する人のことを指します

喪主が葬儀の金を負担している場合は、喪主と施主は兼任ということになりますが、たとえば、父が亡くなった場合、息子が喪主で、お金を負担する母が施主となる場合もあります。

喪主と施主について、もう少し詳しくご説明していきます。

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喪主とは?喪主の役割は?

喪主とは、葬式や法事を実際に執り行う人のことを言います。

葬式における実務的な代表で、式の準備から当日の進行など葬式に関連するすべてを取り仕切る立場です。

一般的には故人との関係が深い人間が務めることが多く、故人の子供や配偶者が務める場合が多いですが、誰がやらなければならないという特別な決まりはありません。

具体的な役割としては、葬儀会社と打ち合わせや遺族の代表として各所からの連絡窓口になること、参列者や僧侶への対応や出棺時の挨拶などがあります。

その他葬式に関わることはすべて喪主が中心となり、遺族や親族と相談しながら進められていきます。また、法事には喪主という役割は存在しません。

参考:クロワッサン特別編集 身内が亡くなったときの手続き(マガジンハウス) 13ページ

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施主とは?施主の役割は?

施主とは、葬式の費用を負担する人のことを言います。

実際の進行を行うのではなく、費用の面で葬式を支える金銭的な代表です。

施主も遺族が務める場合が多いですが、喪主と同様に誰がやらなければならないという取り決めはありません。

施主は、喪主ほど故人との関係が深くない人間が務める場合もあります。逆に同じ人物が喪主と施主を務めるケースも多いでしょう。

施主の主な役割は葬式にかかる費用の負担です。特に重要なのが僧侶へのお布施で、僧侶への失礼がないように事前に金額や渡すタイミングなどを調べておく必要があります。

また、法事は施主が中心となり執り行います。

参考:最新版 喪主ハンドブック(主婦の友社) 13ページ

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喪主と施主の決め方は?

上に記したように、葬儀や法要の費用を負担する人と葬儀の進行を取り仕切る人が別々にいる場合は、施主と喪主を分けて決めた方がいいでしょう。

例えば、葬儀の費用は出すけれども、体の具合が悪くて動けないという場合は、施主として告知し、葬儀を取り仕切ることができる人を喪主として立てることになります。

もちろん、喪主と施主を兼任しても構いませんし、遺族の皆で費用を負担するという場合は、喪主のみで、あえて施主を立てなくてもいいかと思います。

このように、喪主と施主の決め方については、はっきりとした決まりはありません。

喪主も施主も、故人と血縁関係の深い人から順に決めていくのが一般的といえます。

かつては親よりも子どもが先に亡くなることを「逆縁」といって親が喪主を務めないということが慣習となっていた時期もありましたが、現在では、親が喪主を務めることもあります。

参考:親の葬儀とその後事典 : 葬儀法要・相続・手続きのすべて(黒澤計男、溝口博敬 法研) 38ページ

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喪主と施主、挨拶はどちらが務める?

喪主は遺族の代表者として、葬儀や法事の関係者や参列者の対応に当たります。よって、告別式などの挨拶も、喪主が務めるのが一般的です

ただし、喪主の具合が悪いなど、何らかの事情があるときは、喪主の代わりに施主が挨拶を務めてもいいでしょう。

ただし、喪主の代読として話すという言い方は避けた方がいいでしょう。葬儀や法事では、代読というのは本人の挨拶ではないので、参列者に対して失礼に当たります。

施主として挨拶を務めるということをはっきり申しましょう。

喪主と施主、どちらに弔電を打つべきか?

故人の妻が施主で、故人の長男が喪主を務めた場合、果たして弔電はどちら宛てに打つべきでしょうか。

この場合、施主と喪主がはっきりとわかっているなら、弔電は喪主宛てに打つのが正解です。

喪主は遺族の中で弔意を受ける代表者なので、その代表者に向けて挨拶をするのがマナーといえます。

また、弔電だけでなく、香典やお供えを送るときも喪主宛てに送るようにします。

喪主や施主が誰かよくわからない場合、「〇〇様(故人の名前)ご遺族様」というような宛名にしてもよいでしょう。

喪主も香典は必要?

香典でお金を包むのは、葬儀や法事の費用の足しにしていただくためにあります。

喪主が費用を負担しているのであれば、当然のことながら香典を包む必要はありません

しかし、喪主とは別に施主がいて、喪主が葬儀費用を一切負担せずに、施主が費用を負担しているのであれば、喪主といえども、施主に対して葬儀や法事の費用の足しにという意味で、香典を包むことがあります。

ただし、家族や親族によって考え方が違う場合もあるので、喪主と施主がいる場合、香典をどうすべきか、皆で相談して決めるようにしてはいかがでしょうか。

施主も香典は必要?

施主は葬式を仕切る立場であり、香典をもらう側のため、自身が香典を出す必要はありません。

参列者からお悔やみを受ける立場であるため、謹んで香典を受け取りましょう。

地域によっては施主も香典を包むところがあるようですが、出さないのが一般的です。

心配な場合は事前に葬儀会社や親族に相談してみましょう。また、参列者から集められた香典は遺族や親族と話し合い、施主が負担する葬式の費用に充てられるケースが多いです。そういった意味でも、施主自らが香典を出す必要はないといえます。

施主は葬式で供花を出すの?

供花は誰が出して誰がしてはいけないという決まりがないため、基本的には誰でも出すことができます。

そのため、施主が供花を出しても何も問題はありませんし、出さなくても問題はないでしょう。

供花は香典とは違い、お悔やみの気持ちを表すために贈るものであるため、施主が出してもおかしいものではありません。

ただし、地域によっては施主が供花を出すことが必須になっているところや逆に出してはいけないというルールがある地域も存在するため、事前に自分の住む地域の決まり事を調べておきましょう。

葬儀会社や親族に相談しておくと間違った対応を防ぐことができて、円滑に葬式を進めることができます。

法事における施主の役割は?葬式の施主との違いについて

葬式での施主の役割は費用の負担でしたが、法事では施主が中心となって実務を執り行います。

法事には喪主という役割がないため、施主が葬式での喪主のような役割を果たします。

また、葬式では葬儀会社が関わって進行のサポートをしてくれますが、法事では基本的には葬儀会社の介入がないため、施主がすべての実務を中心となって行わなければなりません。

具体的な役割としては、お寺や僧侶への連絡、参列者への連絡、準備や引き物の用意などがあります。

その他法事に関わるすべてのことを取り仕切り、親族と相談しながら進めていきます。親族と連携を取って、スムーズに法事が進められるようにしましょう。

まとめ

・喪主と施主の違いは、遺族の代表者として葬儀を取り仕切る人と、費用を負担する人の違い。
・葬儀の挨拶は基本的には喪主が務める。挨拶を代わるときは代読ではなく、自分が代表として挨拶を。
・弔電などを送るときは、喪主宛てに。喪主がわからないときは遺族宛てに送る。
・喪主は葬式の実務的な代表、葬式の準備から各所への連絡、当日の進行などを執り行う。
・施主は葬式の金銭面での代表、葬式にかかる費用を負担して喪主をサポートする。
・施主は葬式を行う側であり、香典を受け取る立場であるため、施主が香典を出す必要はない。
・供花は誰が行っても良いため、施主であっても供花を出すことはルール違反やマナー違反ではない。
・法事は施主が中心となって執り行い、準備や連絡、その他当日の進行などを行う。

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