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香典袋の種類や選び方、水引の色、金額の相場などについて

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葬式の香典、不祝儀袋の選び方や書き方など、マナーについて

通夜や葬式・葬儀に参列する際、宗教や宗派を問わず、たいていは香典を持参しご遺族の方にお渡しします。ここでは香典袋の選び方や表書きの書き方、金額の相場、渡し方など、葬式の香典のマナーについて解説します。

香典袋はいつ持参すればいい?

香典とは、故人の霊前にお香の代わりに供えるお金のことです。葬式ではいろいろ出費がかさむことが多いので、相互扶助の意味も込めて、お金を包むようになったといいます。

香典は、通夜または葬式(告別式)のときに持参するものですが、通夜と葬式のどちらかに出席する場合は、通夜か葬式のどちらかで渡すようにします。

通夜と葬式の両方に出席する場合も、どちらかで一度渡すようにします。

通夜と葬式の両方で包むべきか迷う人もいるかもしれませんが、香典を2度包むのは「不幸が重なる」ということを意味するのでタブーです。

そして、香典は香典袋に包んでお渡しします。では、香典袋はどのようなものを選べばいいのでしょうか?

参考:季節と暮らしのマナーとコツ(研プラス) 97ページ

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香典袋の種類、選び方、水引の色について

香典袋(不祝儀袋)は、水引が印刷されている簡易なものから、銀を使った豪華なものまでさまざまなものがあります。

香典袋は、自分好みのものを勝手に選んでよいわけではありません。

見栄えがよいからと豪華なものを選んで、中に入れる金額が安いと失礼にあたります。それぞれの金額に見合った香典袋を選ぶようにしましょう。

選び方の基準としては、包む金額が5千円ぐらいまでは水引が印刷されたものを用い、実際の水引が付いたものは1万円以上を包むときに用います

水引には、黒白のほか、双銀、藍銀、黄白などの結びきりがあります。

中でも双銀と呼ばれる水引は、豪華な見栄えで5万円以上を包む際に使用します。

香典袋の中には蓮の絵が描かれていたり、箔押しされているものもありますが、これは仏式だけで使用するものとなります。

通夜・葬式の不祝儀袋(香典袋)の選び方

香典袋の例:藍銀の印刷された水引(~1万円)、黒白(1~3万円)、双銀(5万円~)

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香典袋の表書きについて

通夜・葬式での香典袋の表書きは、宗教や宗派によってさまざまです。

通夜や葬式では薄墨で文字を書くのが基本です。ただ、販売されている香典袋はたいてい表書き(献辞)がすでに書かれているか、すでに表書きが書かれた用紙が付いていますので、適当なものを選んで購入します。

表書きは、仏式では、葬式の際は「御霊前」と書くのが一般的です。

ただし、浄土真宗の場合は、御霊前ではなく「御仏前」を用います
これは浄土真宗では、亡くなるとすぐに仏様になると考えられているからです。

仏式の葬式の表書き「御霊前」浄土真宗の場合は「御仏前」

仏式の葬式の表書き「御霊前」浄土真宗の場合は「御仏前」

キリスト教の場合は「御花料」、神道の場合は「御玉串料」と書きます。

キリスト教と神道の場合は、「御霊前」でも問題ありませんが、あらかじめわかっている場合は、きちんと表書きとした方がマナーにかなっています。


キリスト教の葬式の場合は「御花料」神道の場合は「御玉串料」

参考:一生使える、美しい日本語と敬語(PHP研究所) 126ページ

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香典袋の表書きの名前の書き方

名前は、表書きの真下、水引の下にフルネームで書きます。

連名の場合は、代表となる人の名前を中央に書き、左側に連名者の名前を記します。連名の人数が多い場合、多くても3名までにします。

3名以上の場合は、代表者の氏名だけを書き、左に「他一同」や「外一同」などと記します。そして別紙に全員の氏名を書いて香典袋内に入れます。

3人までは袋に連名者の名前を記す。4人以上の場合は代表者名のみ。

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香典の金額の相場は?

香典の相場
通夜・葬式で香典として包む金額は、故人との関係や、年齢、社会的な立場によって変わってきます。

また地域によっても異なることがあります。一般的なだいたいの相場は次の通りですが、あくまでも目安ですので、実際に包む際は、必ず周りの人に確認しておくとよいでしょう。

なお、両親が亡くなった場合で、同居していてご自分が喪主あるいは施主となる場合は、香典は必要ありません

香典の金額の相場(単位:円)

本人との関係 20代 30代 40代以上
両親 3万~10万 5万~10万 5万~10万
兄弟(姉妹) 3万~5万 3万~5万 3万~10万
祖父母 1万 1万~3万 1万~5万
叔父・叔母 1万 1万~2万 1万~3万
友人・友人の家族 5千 5千 5千~
隣人・近所 3千~5千 3千~5千 3千~5千
仕事関係・取引先 3千~1万 3千~1万 3千~1万

香典袋のお金の入れ方

お札はなるべく新札は避けるようにします。かといってあまり汚いお札も失礼です。新札を用いると、「不幸が来た時のためにあらかじめ用意していた」と捉えられるからです。

やむを得ず新札しかない場合、折り目をつけてから用いましょう。

表書きに対してお札に描かれた人物が裏になるようにし、さらに人物の位置が下に来るように入れます。不祝儀なので「顔を伏せる」という意味があります。


香典袋に入れるお札の向き
袋の表に対して、お札の裏側。顔が袋の裏側の下側に向くように入れる。

香典袋の渡し方

紫の袱紗
香典を持参していくときは、袱紗(ふくさ)を用いるようにしましょう。

葬式で使う袱紗の色は、紫、紺、グレーなどの寒色系のものを用います。

紫は慶弔ともに用いることができるので、一つあると便利です。金額によって袱紗にもランクがありますが、葬式の香典は遺族に直接ではなく、受付で渡すことがほとんどなので、袱紗の種類をそれほど気にすることはないでしょう。

受付で渡すときは、軽く会釈するか、「このたびはご愁傷様です」とお悔やみの言葉を述べてから香典の表を相手に向けて両手で手渡します。

香典を渡す際、記帳が先か後かは受付によって異なります。記帳台と香典台の位置で、判断すればいいでしょう。

また自宅の葬式などで受付がなく、直接祭壇まで案内されたときは、遺影の前で手を合わせてから祭壇の上に香典を置きます

参考:感じがいいと思われる 敬語の話し方(西出ひろ子、川道映里 ナツメ社) 165ページ

葬式後に香典を渡す際のマナー

葬式後に香典を渡す
通夜や葬式に参列できず、代理の人にも託すことができない場合は、後日香典を渡すことになります。

葬式後であっても、香典を渡すべき間柄であれば、香典を届けることはやはり大事といえます。多少日にちが開いたとしても、故人の遺族と良好な人間関係を続けていくうえで、ぜひお渡しするようにしましょう。

弔問する際は、カジュアルな服装は避けて、ダークスーツなど地味な服を着用するようします。なお、後日となれば、すでに葬式の日ではないので、喪服は着ないのがマナーです。

また、香典は郵送でも送ることができます。郵便局で「香典を送りたい」と要件を伝えれば、香典用の封筒や弔事用の切手などが用意されていますので、適宜使用して「現金書留」として郵送しましょう

まとめ

・香典袋の種類は簡易なものから豪華なものまでさまざま。金額に見合ったものを選ぶ。
・通夜・葬式の表書きは「薄墨」が基本。相手の宗教や宗派に合わせた表書きにする。
・香典の金額の相場は、故人との関係や、年齢、社会的な立場などによって異なるので注意する。

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