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四十九日の意味とは? 四十九日までは中陰壇、その後は仏壇で供養

投稿日:2017年7月3日 更新日:

喪主や遺族にとって四十九日までは忌中であり、その間にすませなければいけないこともいくつかあります。まず、四十九日の意味を知って、それを踏まえた上で準備に取りかかりましょう。
ここでは、四十九日の意味とその間の遺族の心得や準備しておきたいことについて紹介します。

四十九日目に極楽浄土に行けるかどうかが決まる?

「お裁き」は7日ごとに7回行われる

四十九日は仏教用語のひとつで、死後49日目のことをいいます。宗派によって若干違いはありますが、この49日の間に、極楽浄土に行けるかどうかの「お裁き」が行われるといわれています。この「お裁き」は一度ではなく、7日ごとに7回あります。

そのため遺族は7日ごとのお裁きの日に法要を営み、故人が極楽浄土に行けるように祈ります。祈ることで故人の善行を足していくという意味で、「追善法要」ともいわれています。

「初七日」は最初のお裁きが行われる日

7回のうちの1回目にあたるのが「初七日」です。

初七日の次は二七日、三七日と続き、7回目の七七日が四十九日となります。初七日は単に「亡くなって7日目」ではなく、最初の裁きの日という大切な意味を持った日です。二七日や三七日は遺族だけでお祈りしても、初七日には僧侶を呼んで読経をお願いすることが多いようです。

四十九日はお裁きが下る重要な日

四十九日は7回目のお裁きの日です。

このときに極楽浄土に旅立てるかどうかの最終決断が下されるため、追善法要の中でもっとも重要な日とされています。また、地域や宗派によっては、35日目の五七日が最後のお裁きが下される日とする場合もあります。いずれの場合でも遺族にとっては忌明けの日にあたり、ひとつの節目でもある日です。

三途の川はいつ渡る?

死後の世界に行くことを「三途の川を渡る」といいます。このいわれには諸説ありますが、昔から伝わっていた民間信仰と仏教の教えが混同したものとする説が多くみられます。つまり、「閻魔大王に六文銭を渡して三途の川を渡り、極楽浄土に行く」というのは、両方が融合した考え方だということになります。

なお、民間信仰では、三途の川を渡るのは死後7日目とされています。

四十九日までに中陰壇を整え、故人を供養する

仏教では四十九日のことを「中陰」とも呼び、遺骨などを安置する壇を「中陰壇」といいます。

遺骨や遺影、白木の位牌を置き、花や灯明(灯篭)、線香を焚く香炉などを配置します。遺族は7日ごとの追善法要のときに中陰壇の前に座り、故人が極楽浄土に行かれるように供養します。この期間、家の玄関に「忌中」の札を貼ります。

仏教の中でも、浄土真宗は「臨終と同時に極楽浄土に往生する」、つまり、臨終と同時に成仏するという教えのため、四十九日は供養ではなく、故人を偲び、仏教に親しむ期間とされています。ちなみに日本では、浄土真宗(本願寺派)が仏教の宗派でいちばん信者が多いといわれています。

位牌を手配し、仏壇がない場合は新しく用意する

位牌を手配する

葬儀のときの白木の位牌は仮の位牌のため、四十九日までに本位牌を手配します。

本位牌は仏壇店などに手配しますが、位牌は故人そのものと考えられていますので、白木の位牌の戒名(法名)をそのまま正確に記します。位牌の形に宗派の違いはありませんが、浄土真宗では原則として漆塗りの位牌は使いません。形は自由ですが、大きさは仏壇のご本尊のより小さいものを選ぶようにします。
戒名の文字入れに2週間ほどかかることもあるので、早めに依頼しましょう。

白木の位牌は四十九日法要のときに菩提寺に納め、本位牌に住職から「魂入れ」をしていただくことが一般的です。

仏壇を用意する

四十九日が終わったら中陰壇を片付け、本位牌を仏壇に安置します。仏壇がない場合は新しく用意することになります。

仏壇の形にも宗派の違いはほとんどありませんが、安置するご本尊は宗派によって異なります。例えば、浄土真宗では「阿弥陀如来絵像」、高野山真言宗では「大日如来」、日蓮宗では「曼荼羅」となります。
宗派がわからない場合は菩提寺の住職に確認しておきます。仏具も宗派によって違いますから、仏壇店と相談しながら決めましょう。

まとめ

・本来のしきたりでは、四十九日は7日ごとに追善法要を営む時期
・葬儀後は自宅に中陰壇を設け、故人を供養するのが一般的
・四十九日の間に早めに本位牌を用意する
・仏壇のご本尊や仏具は宗派によって違う。購入する場合は事前に確認しておく

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