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初七日のお返し マナーやおすすめの品物を解説します

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初七日のお返し マナーやおすすめの品物を解説します故人が亡くなって最初に迎える大切な法要が「初七日」です。一般的に、初七日では参列者から香典やお供えをいただきます。そうした香典やお供えに対してお返しはどのようにすればいいのか、ここでは初七日のお返しやマナー、お返しにおすすめの品物について解説します。

そもそも初七日とは

そもそも初七日とはなんでしょうか。故人が亡くなってから七日目ということはわかりますが、なぜこの日が大切な日となるのか。それは故人が三途の川に到着する日だからといわれています。三途の川の急流と緩流(ゆるい流れ)のどちらを渡るのか、その裁きが下される日なので、緩流を渡れるようにと、故人のために祈るのが初七日というわけです。

このように、仏教では故人の魂が来世へと無事にたどり着けるように「追善法要」を行いますが、その最初の大切な法要の一つが初七日法要というわけです

ただし、仏教の中でも浄土真宗などの一部の宗派では、故人の魂は亡くなってすぐに極楽浄土へと向かうので、初七日法要の必要はないと考えるところもあります。そうはいっても、亡くなった故人を偲ぶという意味で初七日法要を行うこともあります。

参考:「神」と「仏」の物語(由良弥生) 36ページ

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初七日を葬儀と同時に行うこともある?

葬儀場
初七日は、亡くなってから七日目という意味ですが、これは命日から数えて七日目ということなので、正しくは亡くなってから六日目の夜ということになります。ただし、関西など一部の地域では、命日の前日から数えて七日目とすることもあり、この場合は亡くなってから七日目の夜がちょうど初七日ということになります。

このように初七日は亡くなってから七日目に行うのが本来の在り方ですが、命日から近いこともあって、葬儀と同時に執り行うことも少なくありません。

葬儀の日に同時に行う方法としては、「繰り上げ初七日」と「繰り込み初七日」という二つの方法があります。

繰り上げ初七日は、火葬のあとに繰り上げて法要を執り行うものです。本来の初七日法要は骨上げから2、3日後に行うものですが、火葬のあとの「遺骨迎え」の法要と同時に初七日法要を行うため、繰り上げ法要と呼ばれています。

一方、繰り込み初七日は、葬儀の式中に、葬儀、告別式、初七日法要を繰り込んで行う法要です。繰り込み法要は、火葬の前に行うのが特徴です。

どちらの法要を行うのかは、宗派の違いよりも、火葬場の状況や葬儀場のスケジュールなど、時間的な都合で選ばれることも多くなっています。

参考:夫が死ぬ前に妻が知っておく67のこと(伊藤綾子 かんき出版) 54ページ

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初七日の香典は葬儀の香典と一緒でいい?

初七日の香典
初七日は、葬儀とは別の儀式ということをまず覚えておきましょう。葬儀と初七日が同じ日に行われていても、香典は葬儀用と初七日用とを別に用意するのがマナーです

ちなみに、通夜と葬儀は一つ続きの儀式なので、香典はどちらか一つでよいのです。

初七日を葬儀と同じ日に行う場合、香典の金額は、葬儀の香典の半分ぐらいが目安となります。繰り込み法要の場合は葬儀と一続きで儀式が行われるため、葬儀の受付で葬儀の香典と一緒に渡すことになりますので、区別するために、香典袋の表書きの右上に初七日と書いておくとよいでしょう

葬儀と初七日が同日の場合の香典

同日の場合も、葬儀と初七日法要のそれぞれに香典を用意する

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初七日のお返しはいつ行えばいい?

さて、初七日のお返しは、葬儀の香典返しと同様に忌明け後に行うのが基本です。ただし、最近では、葬儀と同日に初七日法要を行う場合、葬儀の香典返しと一緒に、当日返しを行うことが多くなっています。

香典返しの金額は、香典の3分の1から半額程度が目安となります。当日返しを行う場合は、いただく香典の額がわからないので、2千円から3千円程度の品物を用意して参列者全員に渡すようにします。

お返しを渡すタイミングとしては、式がすべて終了してお帰りになるときに手渡しします。

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初七日のお返しにはどんな品物がいい?

初七日の香典返し、タオルとお茶初七日のお返しも、他の香典返しと考え方は一緒です。品物を選ぶ基本は、あとに残らない「消えもの」です。

当日返しの場合、あまり重いものやかさばるものは、参列者が持って帰るのも大変ですから、同じ消えものでも、缶詰や落とした際に割れやすい瓶詰などの品物はできるだけ避けた方が無難です。

一般的な消えものとしては、海苔やお茶、タオルや手ぬぐい、日持ちのよいお菓子などが選ばれています。なお、会葬御礼としてハンカチなどを付ける場合、一緒にセットにして包むこともあります。

初七日のお返しに最適なお菓子は?

初七日のお返し香典返しとして、よく選ばれ、また喜ばれている品物がお菓子です。例えば、会社などで、「有志で香典を集めたので、香典返しは不要」と断られた場合でも、お菓子であれば、皆で分け合って食べることができ、なおかつ後に残らないので、気軽に受け取ってもらえることが多いようです。

香典返しとしてお菓子を選ぶ際に気を付けたいのは、まず日持ちが良いこと。生に近いお菓子はできるだけ避けましょう。日持ちが良ければ、和菓子であっても洋菓子であっても、好みで選べばいいかと思います。

日持ちの良さからいえば、やはり焼き菓子がベストです。和菓子であれば、おかきやあられ、せんべいなど。洋菓子であれば、クッキーやフィナンシェなど、ただしあまり固いものは、歯の弱い方には食べにくいこともあるので、子供からお年寄りまで、誰もが食べられるものを選ぶようにしましょう。

初七日のお返しの表書きは?

初七日の香典返しの表書きは、当日返しにする場合は「志」と書くのが一般的です。
水引は、通常は黒白の結びきりが用いられます。

ただし、後日四十九日が明けてから、改めて香典返しを行う場合は、忌明けということもあり、表書きは「志」のほか、「忌明志」、「粗供養」、関西や西日本などでは「満中陰志」と書くこともあります。
また、結び切りも地域によっては、黄白が使われます。

参考:ありがとうを伝えるお礼の手紙・はがき(西村佐和子 西東社) 171ページ

まとめ

・初七日は葬儀とは別の行事だが、最近では葬儀と同じ日に行うことも多い。
・初七日の香典返しは葬儀の香典返しと一緒に「当日返し」または忌明けに行う。
・初七日のお返しは黒白の結びきりの熨斗紙を用い、表書きは「志」とするのが一般的。

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