
香典返しを準備したあとに、「思ったより数が足りなかった」「後日香典をいただいて返礼品が足りなくなった」と困ってしまうケースは多いもの。
追加で香典返しを手配する際にも、押さえておきたいマナーや注意点があります。
この記事では、香典返しが足りなくなる主な原因や追加で必要になった場合の対処法、遅れて贈る際のマナーについて分かりやすく解説します。
慌てず落ち着いて対応するための参考にしてください。
香典返しが足りなくなるのはどんなケース?

香典返しは事前に必要数を見積もって準備するものですが、実際には予定どおりにいかないことも少なくありません。
まずは、香典返しが足りなくなりやすい代表的なケースを見ていきましょう。
- 後日になって香典をいただいた
- 想定より会葬者が多かった
- 家族や親族から追加で香典をいただいた
- 香典返しの手配数を間違えた
特に多いのは、葬儀に参列できなかった方から後日香典が届くケース。
また、香典を当日返し(即日返し)する場合、想定より会葬者が多くて足りなくなるケースもあります。
絶対に避けたいのは、住所録やリストの確認漏れ。発注数の計算ミスがあると、本来すぐに香典返しを渡したかった方に行き渡りません。
香典返しが足りないときの対処法

香典返しが足りないことに気づくと、「失礼にあたるのではないか」「どう対応すればよいのだろう」と不安になるかもしれません。
しかし、香典返しが不足すること自体は珍しいことではなく、適切に対応すれば大きな問題になることはありません。
慌てずに、以下の手順で対処しましょう。
- 不足している人数を確認する
- 追加で香典返しを手配する
- 後日配送で対応する
- お礼状や挨拶状を添える
まずは、誰に渡せていないか整理し、香典額も併せて確認します。
同じ品物を用意できるなら統一するのが理想ですが、難しい場合は同程度の価格帯の商品を選ぶと不公平感がありません。
直接渡せない場合は宅配便で送ることを優先し、とにかく「ベストタイミングに届くこと」を優先先するのもポイント。
直接渡すことを重視しすぎて、タイミングを逃してしまう方が失礼に当たります。
香典への感謝を伝えるお礼状や挨拶状、遅れたことへのお詫びも一言添えておくと、より丁寧な印象です。
香典返しの追加手配で選ばれている品物
香典返しを追加で手配する場合は、短期間で用意しやすく、弔事の返礼品としてふさわしい品物を選ぶことが大切です。
香典返しには「不祝儀を後に残さない」という意味から、使ったり食べたりすると形がなくなる「消えもの」が古くから選ばれてきました。
また、追加手配では配送のしやすさや在庫の確保しやすさも重要なポイントです。
ここでは、香典返しとしてよく選ばれている代表的な品物を紹介します。
お菓子・食品ギフト

お菓子や食品は年代を問わず贈りやすく、香典返しの定番です。個包装の商品であれば家族で分けやすく、受け取る側の負担も少なくなります。
- 焼き菓子
- 和菓子
- ゼリー
- そうめん
- 調味料セット
賞味期限が比較的長い商品を選ぶと安心です。
タオルや日用品

実用性を重視する場合は、タオルや洗剤などの日用品も人気があります。毎日の生活で使いやすく、好みが分かれにくいことが特徴です。
- フェイスタオル
- バスタオル
- 洗剤セット
- 石けん
- キッチン用品
追加手配しやすい商品が多く、急ぎの場合にも選ばれています。
カタログギフト

相手に好きな商品を選んでもらえるカタログギフトは、近年特に人気の高い香典返しです。
- 相手の好みが分からなくても贈りやすい
- 香典額に応じて価格帯を選べる
- 持ち運びや配送の負担が少ない
追加で香典返しが必要になった場合でも手配しやすく、遠方の方への返礼にも適しています。
「香典返し × 不足した」に関するFAQ
Q. 香典返しが足りなくなった場合、後日送っても失礼ではありませんか?
いいえ、失礼にはあたりません。葬儀後に香典をいただいた場合や返礼品の数が不足した場合は、後日改めて香典返しを贈るのが一般的です。
気づいた時点でできるだけ早く手配し、お礼状や挨拶状を添えるとより丁寧な印象になります。
Q. 最初に贈った香典返しと違う品物になっても大丈夫ですか?
問題ありません。同じ商品を用意できるのが理想ですが、在庫切れや販売終了などで難しいこともあります。
その場合は、同程度の価格帯で弔事にふさわしい品物を選べば失礼にはなりません。
Q. 香典返しが遅れてしまった場合はどうすればよいですか?
まずは速やかに香典返しを手配しましょう。お礼状や挨拶状に「お礼が遅くなりましたことをお詫び申し上げます」などの一文を添えるのが一般的です。
遅れたからといって贈らないままにするより、後からでも感謝の気持ちを伝えることが大切です。
Q. 香典返しを追加で注文するときの相場はありますか?
一般的には、いただいた香典の3分の1から半額程度を目安に返礼品を選びます。
地域や慣習によって異なる場合もありますが、追加手配の場合も基本的な考え方は変わりません。
Q. 少額の香典にも香典返しは必要ですか?
少額であっても、香典をいただいたことへの感謝を伝えるために香典返しを贈るのが一般的です。
ただし、地域によっては会葬御礼のみで済ませる場合もあります。迷った場合は、地域の慣習や親族の意向を確認するとよいでしょう。
Q. 香典返しが不足しないようにするにはどうしたらよいですか?
当日返しを行う場合は、想定人数より少し多めに返礼品を準備しておくと安心です。
また、追加注文がしやすい香典返し専門店やギフトサービスを利用しておくと、万が一不足した場合にもスムーズに対応できます。
後日香典をいただく可能性も考慮し、予備を確保しておくとよいでしょう。
まとめ
香典返しが足りなくなってしまうのは、後日香典をいただいた場合や参列者数が想定を上回った場合など、決して珍しいことではありません。
大切なのは、不足に気づいた時点で速やかに対応し、感謝の気持ちをきちんと伝えることです。
慌てて対応するのではなく、相手への感謝の気持ちを第一に考えながら、適切な方法で香典返しを手配しましょう。
著者情報

- 当サイトは香典返し・法事の返礼品の専門店「香典返しe-shop」が運営しています。当店は長年にわたり、お葬式や法事の返礼品を通して、全国各地の数多くの喪主様や施主様のサポートを行ってまいりました。当サイトでは、これまで培ってきた経験をもとにお葬式や法事のマナーに関する情報を分かりやすくお伝えしています。
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