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香典返しに現金を贈ってもいいの?

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通夜や葬儀で香典をいただいた際、香典返しとしては、品物を贈るのが一般的です。でも「現金をいただいたのだから、現金を返してもいいのでは?」と考える方もいるかもしれません。ここでは、香典返しに現金を贈ってもいいのかについて解説します。

香典返しに現金を贈るのはマナー違反? その理由は?

まずは、一般的な考え方から見ていくことにしましょう。結論から言えば、香典返しとして現金を贈ることはタブーとされています。香典返しとは、お礼の品であり、相手に対して現金でお礼することは、日本では昔から失礼なこととされてきました。

特に目上の人に対して現金を贈るというのは、上からの目線であるため、非常に不躾な態度とされています。「これで好きなものを買え」とか「お金を恵んでやる」という感覚があるのかもしれません。

こうしたことから、香典返しについても、現金を贈るというのは、マナーに反することと考えられています。また、現金に近いものとして「商品券」がありますが、これも贈った金額がはっきりとわかるため、人によっては、マナー違反だと思われてしまうので、注意が必要です。

参考:冠婚葬祭 おつきあいとお金のマナー(早井千代子 西東社) 199ページ

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香典返しに現金を贈る地域もある?

香典返しに現金を贈る地域もある?

一方で、香典返しとして現金を贈る地域も存在します。

例として千葉県の東総では、いただいた香典の半返しとなるように、「志」と書いた即日返し用の袋に現金を収めてお返しするという風習があります。そうした地域では、あらかじめ香典を包む金額についての申し合わせがあるようです。もちろん、用意した半返し以上の金額の香典をいただいたときは、その場で調整してお返しします。

なお、地区によっては、葬儀の香典のほかに、通夜に遺族に渡す「通夜見舞い」という風習があり、この両方の金額を加えて半返しとなるよう、参列者へ香典返しを渡すこともあります。例えば、通夜見舞いが2千円で香典が3千円の場合、2千円を「志」、500円を食事代などとして現金を即日返しとしてお渡します。

参考:冠婚葬祭マナー大事典(学研パブリッシング) 294ページ

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香典返しに現金を贈るときの金額の目安は?

香典返しに現金を贈るときの目安としては、品物を贈るときと一緒です。いただいた金額の半額となるように調整します。千葉県の例にあるように、通夜見舞いと香典で5千円となる場合、半返しは2千500円となりますが、「志」として2千円、食事代として500円、合わせて半返しのなるように調整することもあるようです。

しかし、現金で香典返しを贈るケースは特殊なので、一般的にはやはり現金は避けた方がよいということを覚えておきましょう。

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香典返しに現金を贈るときの封筒の表書きは?

香典返しを品物で贈るときは、のしの表書きとして「志」とすることが一般的です。これに準ずる形として、香典返しで現金を贈る際も、封筒の表書きには、「志」と書くようにします

なお、「志」は、現金に限らず。贈り物をする際に、相手に示す表書きとしては最も多く用いられるものなので、迷った場合は、「志」と書いておけば、まず間違いありません。

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香典返しに現金を贈るときの封筒の包み方は?

香典返しに現金を贈るときの封筒の包み方は?

遺族に香典を渡す際は、お札の向きを裏側にしたり、新札を避けたりなどのマナーがありますが、香典返しに現金を贈る際は、封筒の包み方にそれほど気を遣う必要はないかと思います。香典返しの現金はそれほど高額ではないので、中袋のない簡易な一重の袋でいいでしょう。

また、香典のお礼として現金を贈るのであれば、きれいな新札を用いるのに越したことはありません。

なお、お札の向きは、相手に不幸があったわけではありませんから、香典のお札の入れ方とは逆に、肖像画のある方を表にして入れるようにしましょう。これは慶事のお金の包み方と一緒ですが、お寺に読経のお礼などで「志」と書いてお布施をお渡しするときと一緒の考え方です。

香典返しは経費に計上できる?

一般的な会社員や公務員は、香典や香典返しなどの慶弔費を経費として計上することはできません。経費として問題になってくるのは、会社を経営していたり、個人事業主としてビジネスを行っている人の場合でしょう。

まず、香典に関していえば、ビジネスに関係した人に香典を渡した場合、慶弔費として経費に計上することができます。相手の不幸に対して香典(現金)を渡したわけですから、経費となるわけです。

しかし、香典返しの場合は、事情が異なります。個人でいただいた香典(現金)に対してのお礼ですから、あくまでも個人間のやりとりであり、個人で使ったお金は、ビジネスの経費として計上することはできないわけです

参考:2時間でざっくりつかむ! 中小企業の「節税」 はじめに読む本(中村 太郎 すばる舎) 74ページ

現金のように品物を選べるカタログギフトも人気

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これまで説明した通り、香典返しで現金を贈ることは、一般的にはマナー違反です。例外として、千葉県の一部地域では、現金での香典返しも行われていますが、そうした地域にいる方ならともかく、他の地域で、現金を贈りたいと考えても実行に移すことはなかなか難しいと思います。

しかし、自分好みのものを贈るよりは、できれば相手に好きなものを選んでほしいと考える人もいるでしょう。商品券という手もありますが、これも贈った金額がはっきりしているために、あまり現金と変わらず、失礼と捉えてしまう方がいます。

そんなとき、現金以外にぴったりな方法としては、カタログギフトがおすすめです。

カタログギフトであれば、贈られた方の相手も、カタログを目で見て選ぶという楽しみもあり、なおかつ、香典返しでタブーといわれる肉や魚、お酒などの品物も遠慮なく召し上がっていただくことができます。香典返しの品物選びに迷ったときには、ぜひ活用してみてはいかがでしょうか。

まとめ

・香典返しに現金を贈ることは、一般的にはマナー違反。
・ただし、千葉県の一部などには、香典の即日返しとして「現金」を贈る地域もある。
・現金のように品物を選んで貰いたいなら、カタログギフトがおすすめ。

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