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初七日法要のマナー、時期・服装・香典・食事・挨拶・お布施など

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故人が亡くなってから七日後に行う最初の追善法要が、初七日の法要です。
初七日はいつまでに行うのか、時期や服装、法要での食事やマナー、僧侶に渡すお布施の相場はいくらなのか、ここでは、初七日の法要について解説します。

初七日の法要とは

逝去した日から数えて7日目に行う供養が、初七日法要です。人は亡くなると四十九日の間、死者の魂は成仏せずにさまよっているといわれます。初七日は、故人が無事に極楽へとたどり着けるように、最初の供養を行う日に当たります。

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初七日はいつ行う?

亡くなった日から数えて7日目、関西などでは、亡くなる前日から数えて7日目に営むのが、本来の供養のあり方です。
現在は参列者が遠方に住んでいたり、仕事などで忙しくて時間がとれないなど、さまざまな事情により、葬儀と同じ日に初七日法要を執り行うことが多くなっています

葬儀当日の法要には、火葬後に遺骨が戻り、祭壇に安置したあとに、還骨供養とともに行う「繰り上げ法要」と、火葬するまえに、葬儀と告別式を終えたあとに行う「繰り込み法要(式中初七日)」の二通りのやり方があります。

初七日の考え方やマナーについては、以下の記事で解説していますので、ご覧ください。

参考:安心!納得!葬儀・法要・相続の備えと手続きがよくわかる本(清水頭広幸 秀和システム) 86ページ

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初七日の服装

喪主・遺族の服装

葬儀と同日に行う場合、一般的に、喪主や遺族は喪服を着用しますから、そのままの服装(喪服)で構いません。

葬儀とは別に初七日を行う場合、喪主や遺族は喪服を着用します。

喪主や遺族の喪服は、正礼装もしくは準礼服を着用することが望ましいとされています。
男性の正礼装はモーニングコートですが、法事に着用することは少ないので、準礼服のブラックスーツで構わないでしょう。

女性の場合は、黒の長袖ワンピースやスーツが正式な喪服です。スカート丈は膝が隠れるぐらいのものを選ぶのがマナーとなっています。アクセサリーは、結婚指輪と真珠以外のものは控えましょう。

参考:大人の常識とマナー(学研教育出版) 19ページ

参列者の服装

参列者は略式喪服でも大丈夫です。
略式喪服は、男性の場合、黒のスーツに白のワイシャツで、ネクタイや靴下、くつなどの小物は黒のものを着用します。

女性の場合、黒のスーツかワンピースを着用します。靴は金属の装飾のない黒のパンプスを履きます。

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初七日の香典は?

初七日法要では、四十九日法要などと同じく、基本的には香典を渡すのがマナーです。

葬儀と同日に初七日法要が行われるケースもありますが、葬儀の香典と初七日法要の香典、それぞれ用意します

ただし、金額の相場は、葬儀と同じ日に行われる場合には、葬儀での香典の半分ほど包むことが多いでしょう。葬儀の香典が5万円なら2万5千円が相場となります。

葬儀と別日に行われる場合は、精進落としと呼ばれる会食を考慮して金額を決めます。

故人が親や義理の親・兄弟の場合3万円~、祖父母の場合5千円~、親戚・友人の場合3千円~が相場となっています。

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初七日の香典袋は「御霊前」か「御仏前」のどちら?

初七日の際の香典の表書きは、「御霊前」か「御仏前」のどちらを使えばよいでしょう。

初七日では基本的には、御霊前の表書きが書かれているものを使用します。四十九日法要よりも前に行われる法要の場合には、御仏前を使わないのが一般的です。

しかし、宗派によっては御仏前と書くケースもあるので注意が必要です。

浄土真宗では、仏様へ供えるという考え方があるので、四十九日法要前であっても御仏前か御香典と書きます。

相手先の宗派に合わせて表書きを書くことが重要ですから、宗派を確認しておくと安心でしょう。基本的には、浄土真宗以外なら御霊前の表書きで構いません。

初七日の挨拶

参列者の挨拶

参列者の場合には、香典を渡す際にお悔やみの言葉を述べるのが一般的でしょう。
短く簡潔に「謹んでお悔やみ申し上げます」「この度はご愁傷様です」などと挨拶しますん。

喪主の挨拶

初七日法要の初めに、参列者の方々へ初七日法要に参列してもらったことへのお礼の言葉を述べましょう。
次に、故人が亡くなった心境、別日に葬儀へ参列してくれたことへの感謝などを述べます。

「精進落とし」の会食がある場合は、食事を用意していることと、改めて参列へのお礼を言って締めの言葉にします。
あまり長くならずに、手短に挨拶することがポイントです。

初七日の食事とマナー

葬儀や初七日法要のあとに「精進落とし」または「お斎(おとき)」という会食を行うことがあります。

「精進落とし(お斎)」とは、本来は、忌中のために、肉や魚などの食事を断って精進料理をとっていた人が、四十九日の忌明けとともに、通常の食事に戻すための食事のことを指していました。現在は、初七日法要のあとに、僧侶や世話役の労をねぎらうための食事会をさして「精進落とし」と呼ぶことが多くなっています。

一般的には、精進落としには、お膳を用意しますが、宴席などの場や十分な時間が取れない場合などには、人数分のお弁当を用意することもあります。

参考:葬儀・法要・相続 マナーと手続きのすべて(主婦の友社) 75ページ

食事の準備

精進落としの相場としては、地域によって異なりますが、1人当たり2千円から6千円程度が多いでしょう。

マナーとしては、僧侶を最も上座にお招きし、下座に喪主が付きます
僧侶が食事に出席できないときは、お持ち帰り用の折り詰めを用意するか、御膳料を差し上げるかします。

参列者へのお礼

初七日法要が済んだあと、喪主は、参列者へのお礼を述べるとともに、精進落としお誘いの言葉「そのあとにお膳を用意していること」を述べるようにします。

会食のはじまりには、法要を無事に終えたことと感謝の気持ちを伝えるために、「献杯(けんぱい)」を行います。また、飲食がはじまったら、喪主は一人一人の席にお礼の挨拶に伺いましょう。

初七日のお布施・相場

法要の読経の謝礼として、僧侶にお布施をお渡しします。お布施の表書きは、一般的には水引のない白い封筒を用い「御布施」と書きます。

初七日法要のお布施の相場は、3万円から5万円程度です。

葬儀と初七日法要を同日に行う場合、葬儀のお布施と初七日のお布施を別に用意するようにします。その際は、葬儀と初七日のお布施を別々の封筒に分けた方がわかりやすいでしょう。地域によっては一つの封筒に両方のお布施をまとめて渡す場合もあるようです。事前に確認しておきましょう。

まとめ

・初七日法要は、本来は亡くなってから七日目。最近は葬儀と同日に行う繰り上げ法要が多い。
・服装は基本的には喪服。葬儀と別に行う場合、参列者は略式喪服でもよい。
・精進落としでは、僧侶が上座で、喪主は下座。席順には注意。

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