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孫から香典は必要? 同居や別居、孫夫婦、家族葬などのケースを解説します

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孫から香典は必要? 同居や別居、孫夫婦、家族葬などのケースを解説します亡くなった故人のために、通夜や葬儀で供えるのが「香典」です。葬儀に呼ばれた際に香典を差し出すのは、当然のマナーといえますが、では、祖父母が亡くなったとき、孫から香典を出すことは必要なのでしょうか。ここでは、孫からの香典について、さまざまなケースから解説します。

香典は孫も必要?

そもそも香典とは、線香や花などの代わりとして、故人の霊前に現金を供えるものなので、相手が知り合いであれば、共助のためにも差し出すことがマナーとなっています。

その考えから言えば、自分の親が亡くなった場合でも、現在は同居しておらず、他の兄弟などが喪主を務めるケースは、香典を出すことは必要といえるわけです。

では、孫の場合はどうでしょうか。これは、故人である祖父母との関係や年齢などによって変わってくるといえます。

孫が未成年の場合は、親子の関係であっても香典を用意する必要はありません。香典はあくまでも共助の考えに基づいて現金を包むものですから、お金を稼いでいない未成年が、わざわざ現金を用意して香典として渡す必要などのないからです。

成人していても(二十歳を過ぎていても)学生など親に養ってもらっているうちは、香典を出す必要はありません。香典を用意しなければならないのは、社会人として自立し、きちんとお金を稼いでいる場合です。

参考:最新 困ったときにすぐひける マナー大事典(現代マナー・作法の会 西東社) 63ページ

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同居の場合、孫からの香典はどうすべき?

祖父母と同居している場合は、親子の関係と同じで、孫が祖父母のためにあえて香典を包む必要はありません。祖父(あるいは父)を家長とする家族の一員であれば、喪主側の立場なので、香典を出すのではなく、頂く側となります。

なお、葬儀の際は何かと忙しくなります。人手はどんなにあっても足りないくらいですから、年齢にもよりますが、弔問客への簡単な接待など、できる限りの手伝いはしたいものです。

参考:パッと見てサッと使える大人のマナー便利帳(PHP研究所) 26ページ

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別居の場合、孫からの香典はどうすべき?

祖父母と別居している場合は、先にも書いたように親子の関係と同じで、香典を出す必要が出てきます。

未成年であったり、お金を稼いでいない、いわゆる扶養者である場合は、個人として香典を出す必要はありません。

例えば、親が「形だけでも」と子どもを含めた家族の名前を連名で書いたりすると、香典を貰った相手が、その分の香典返しを用意してしまうこともあり、かえって迷惑となる場合もあります。

さて、祖父母と別居しており、社会人としてお金を稼いでいる孫の場合は、香典を出すべきですが、この出し方にもいくつかの方法があります。

まず、親と同居している場合は、家族全員で一つの香典袋にお金を収めて出すのが一般的です。いわゆる連名で出すことになりますが、その場合、香典袋の中央に代表者(父親)の氏名を書き、左横に妻や子供(つまり孫)の名前を書き添えます。

親と同居していない場合は、孫は個人として香典を出すようにします。香典袋の表書きは一般的な書き方と一緒です。中央に自分のフルネームを書き、現金を包みます。祖父母への香典の相場としては、1万円から3万円程度です。

独身の場合:孫の年代と香典額の目安
・20代…1万円
・30代…1~3万円
・40代以上…3万円以上

参考:誰からも「気がきく」と言われる45の習慣(能町 光香 クロスメディア・パブリッシング) 59ページ

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孫夫婦(連名)で香典を出す場合、どうすればいい?

孫夫婦から祖父母へ香典を出す場合は、家族が香典を出す時の考え方と、基本的には一緒です。妻や子供がいる場合でも、表書きは夫の名前を代表者として書くようにします。ただし、祖父母が妻の方の血縁の場合、夫の名前だけではわからないということもあります。その場合は妻の名前を連名として添えるようにするとよいでしょう。

ただし、香典は家単位で出すという「しきたり」を重んじるところもあるので、その場合は連名を避けた方が無難です。必要であれば、内袋に妻の名前と旧姓を書いておくなどして、相手に知らせるようにしましょう。

なお、孫夫婦の場合、香典のお金も独身に比べて多めに包むのがマナーです。30代から40代以上の夫婦であれば、3万円以上は包みたいところです。

孫夫婦(連名)の年代と香典額の目安
・20代…2万円
・30代…2~5万円
・40代以上…5万円以上
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家族葬の場合、孫は香典を用意すべきか?

家族葬では、家族だけで葬儀を行い、知り合いはもとより親戚縁者の出席もご遠慮願うということが多いようです。たとえ孫であっても、同居しておらず、普段あまり面識のないという場合は、葬儀に参列する必要はありません。

参列しない場合、香典を出す場合は郵送ということになりますが、結論からいえば、家族葬であっても香典は出すべきと考えます。香典は互助の精神からお金を出すものであり、特に香典は不要という通達がなければ、送られて困るものではないからです。

家族葬で香典返しは用意しないという相手の事情があれば、その点も肝に銘じて(香典返しなど期待していないことを相手に伝えて)香典を出すようにすればいいかと思います。

香典を孫一同で出してもいい?

祖父母と特に親しくしていたり、お世話になったという孫が何人かいたとします。中には年齢もまだ低いのでまとまったお金が用意できない子もいるとしたら、孫同士でお金を集めて香典を用意したいと思うことがあるかもしれません。それはまったく問題ないと思います。

同じ祖父母のもとに生まれ育った孫同士が「おじいちゃん(おばあちゃん)のために」ということでお金を出し合い、一つの香典袋に納めて喪主へと渡す様は、微笑ましささえ感じられます。

その場合、表書きを「孫一同」とした方が喪主にはわかりやすいかと思います。必要であれば、中袋にお金を出した孫それぞれの氏名を連名で書くようにするとよいでしょう。

ただし、すでに社会人として自立している、あるいは既婚者である場合は別です。孫一同ではなく、やはり一人ひとりそれぞれが香典を出すべきです。

まとめ

・孫から祖父母への香典は原則として、同居の場合は必要なし。別居の場合は必要あり。
・ただし、孫が未成年であったり、親の扶養を受けている場合は、必要なし。
・社会人として自立、あるいは既婚者の場合は、必要あり。

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