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香典に5000円を出すケースとは? バラでもいい? 香典袋の書き方や渡し方など

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香典が5000円の場合のお札の入れ方や書き方、注意点は?

葬儀や法事に必要な香典。いざというとき、その葬儀では、幾らぐらい包むべきか、どんなお札を用いるのか、香典袋に入れるお札の向きは?など、迷ってしまうこともしばしば。ここでは、香典が5000円の場合のお札の入れ方や香典袋の書き方について解説します。

香典額が5000円となる例は? 叔父の葬儀で5000円はOK?

香典の額については、さまざまな意見があります。決まった額というのは、ありませんが、5000円という金額は、社会人が用意する香典の最低限のラインと考えてよさそうです。

つまり、5000円という香典は、故人が友人や知人などの場合に限ると考えてよいでしょう。叔父や叔母など、親戚の葬儀では、自分が社会人であれば、相場として1万円は出すべきでしょう。

ただし、例えば20代の学生でまだ働いていないという場合であれば、無理をせず5000円でもいいかと思います。叔父や叔母の葬儀で香典を包む際は、年齢の近いいとこがいるなら、幾らぐらいを包むのか、事前に相談してみるといいかもしれません。

参考:大人の常識とマナー(学研教育出版) 46ページ

香典額が5000円の場合、千円札5枚(バラ)でもいい?

香典額が5000円の場合、千円札5枚(バラ)でもいい?

香典は、できるだけバラにならないよう、まとまったお札を包む方がいいとされています。これは縁起というよりも、渡した相手の手をできるだけ煩わせないようにという配慮からのようです。特にたくさんの香典が集まる場合は、バラバラのお札が多いと後で数えるのが大変になるからです。

ただし、通夜に参列するために、五千円札がすぐに用意できないという場合は、手元にある千円札5枚でもよいかと思います。特に通夜は急に呼ばれることが多いので、準備するよりもなるべく早く駆け付けることの方が大事だからです。

ただし、ある程度時間的に余裕がある葬儀や法事の場合は、できるだけ五千円札を用意するようにしましょう。

香典額が5000円の袋へ入れ方や向きは?

お札に関しては、新札は避けるべきと言われていますが、通夜で急に出向くときは、旧札が用意できない場合もあります。手元に新札しかない場合は、一度折り目を付けてから香典袋に入れるようします。これは気持ちとマナーの問題です。

さて、お札の向きですが、お札の肖像が描かれた面を裏向きして入れるようにします。これは、お悔やみの気持ちを込めて、顔を伏せるという意味があります。またお札の裏面を前にするのが一般的ではありますが、あまり気にしなくていいという考え方もあります。

お札が複数枚になる場合は、お金の向きを揃えるように気を付けましょう。

なお、香典袋は5000円の場合、水引は印刷されて中袋のない、できるだけ簡易なものを使うようにします。香典袋は包む金額に見合ったものを使うのがマナーです。5000円から1万円程度の金額の場合、あまり豪華な香典袋を用いるのはかえって失礼です。

参考:イラスト図解 新社会人の教科書(学研プラス) 124ページ

香典額が5000円の袋へ入れ方や向きは
肖像が裏側にくるように、香典袋に入れる。

香典が5000円の場合の書き方は? 漢字の表記は?

香典袋への金額の書き方ですが、香典袋の表に数字は書き込まないようにします。

香典袋には、裏側に金額を書き込むスペースが印刷されたものがありますので、あればそこに書き込むようにしましょう。横書きのスペースならば算用数字で「5000円」と書いてもマナー違反ではありません。

ただし、漢数字で書きたいという人は、5000円の場合なら、「五千円」もしくは「伍仟円」「伍阡円」と書くようにします。要は幾ら包んだのか、相手にわかるように書くものですから、謙虚なつもりで書かない方が失礼です。数字の書き方を気にするよりも、むしろ書き忘れのないように注意しましょう。

香典が5000円の場合の書き方は? 漢字の表記は?

参考:決定版社会人のためのマナーとルール(主婦の友社) 172ページ

複数名で5000円の香典を出す場合の書き方や渡し方は?

香典を複数名でまとめて出す場合は、香典袋の表書きを連名にします。連名の書き方は、例えば、祖父の葬儀に複数の孫が持ち寄って香典を包んだ場合「孫一同」と書き、中袋や別紙などに、各自の名前と住所を書いた紙を一緒に包むようにします。

会社の場合は、代表者の名前を中央に書き、連名者の名前を左側に書きます。あまり大勢の場合は、会社の名前を中央に書き、「一同」もしくは「他〇〇名」とし、必要であれば、別紙にそれぞれの名前を書くようにします。

なお、5000円の香典の場合、あまり大勢で持ち寄った場合は、個人名を書くのは避けた方がいいかと思います。喪主は後日、それぞれに香典返しを用意しなければならず、かえって手を煩わせてしまうことにもなりかねません。

連名で5000円程度の香典に個人名を書きたいのであれば、できるだけ個人で香典を出すようにしたいものです。

複数名で5000円の香典を出す場合の書き方や渡し方は?

香典を5000円いただいた場合の香典返しは?

香典を5000円いただいた場合の香典返しは?

香典返しの基本的なマナーとしては、「半返し」を心がけます。よって、5000円の香典を頂いた場合は、その金額の半分、2500円程度の品物を香典返しとしてお返しするようにします。

なお、連名の場合は、香典をいただいた代表者に香典返しをお渡しします。連名の場合の香典返しは、タオルなどの単品ではなく、各自に小分けして配れるように、小袋に入ったお菓子の詰め合わせなどがよいでしょう。

まとめ

・香典で5000円を包む場合、故人との関係は原則として、友人や知人程度。
・お札は五千円札が基本。間に合わなければ千円札のバラでも可。
・香典袋へ入れるお札の向きは肖像画の顔を伏せるように、顔を下向きに裏に向ける。

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