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「初七日」とは? 意味・数え方・お供え・お経などについて

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仏教では、故人が亡くなってから、死後七日目に「初七日」といわれる最初の追善法要を行います。初七日にはどのような意味があり、法要はどのように執り行われるのでしょうか。
ここでは、初七日について解説します。

初七日とは

初七日の意味

人は亡くなると、次の生を受けるまでの間、現生と後生の間をさまよっていると、古代のインドでは考えられていました。この亡くなってから生まれ変わるまでの間を「中陰」と呼び、死者があの世へ旅立つための期間として、7日ごとに追善法要を行います。

追善法要とは、亡くなった人に対しての冥福を祈って行われる法要のことで、亡くなってから7日目の最初に行われる法要を「初七日」と呼びます
初七日は、故人へ最初の裁きがくだされる日のため、特に重要な法要とされています。

参考:晋遊舎ムック 日本のしきたりがまるごとわかる本令和三年版(晋遊舎) 128ページ

初七日の読み方

初七日は、「しょなぬか」または「しょなのか」と読みます。七日の読み方は、元々「なぬか」なので、「しょなぬ」と読むのが正しいといえるかもしれません。
しかし、「なぬか」は転じて「なのか」と読まれることも多く、読み方としては、「しょなぬか」も「しょなのか」もどちらでもよいといえるでしょう。

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初七日の数え方

初七日は、故人が亡くなってから7日目を指します。
一般的には亡くなった日から数えて7日目ですが、関西などの地域によっては、亡くなる前日から数えて7日目、つまり亡くなった日から6日目を初七日とするところもあります。

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初七日のお経

七日目は、故人が三途の川のほとりに到着する日ともされています。ここで故人は激流か急流か、緩流(かんりゅう・ゆるやかな流れ)のいずれかを渡るか、裁きを受けます。
初七日法要は、故人が三途の川の緩流を渡れるよう、お祈りするという意味もあるのです。

葬儀の際は、僧侶に読経をしてもらいますが、初七日法要を同時に行う場合は、告別式のお経とは別に読経を行います。

告別式が済むと、遺体は荼毘(だび・火葬すること)に付されて遺骨となって戻されます。

この際の、還骨勤行(かんこつごんぎょう)という行事とともに、初七日のお経もあげていただきます。ちなみに、還骨勤行とは、火葬場から還ってきた遺骨を中陰壇(後飾り祭壇)に迎えるための儀式のことです。

また、参列者の時間的な負担を考えて、還骨勤行のときではなく、告別式のお経のあとに続けて初七日のお経をあげてもらうことも多くなっています。

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初七日法要では何を行う?

仏教では故人が極楽浄土に行けるように、故人が亡くなってから7日ごとに供養を行いますが、その最初の7日目に行うのが初七日法要です。

初七日法要では、遺骨・位牌・遺影を前にして、僧侶が読経し参列者が焼香をするのが一般的です。

自宅にお坊さんを招くか、もしくは寺院に遺骨などを持参して法要を行います。その後、「精進落とし」と呼ばれる会食を設けるケースが多いでしょう。

正式には故人の命日から7日目に行いますが、現在では「繰り上げ法要」「繰り込み法要」といって、葬儀当日に初七日法要まで済ませるのが主流となっています。

初七日法要の詳細については、以下の記事でご説明していますので、参考にしてください。

参考:安心!納得!葬儀・法要・相続の備えと手続きがよくわかる本(清水頭広幸 秀和システム) 87ページ

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初七日のお供え

初七日のお供え
現代では、初七日法要は、葬式の当日に一緒に済ませてしまうケースも増えていますが、葬儀とともに行う「繰り上げ初七日」は、仮の法要と考えるべきです。

法要を済ませた後でも、初七日の当日は遺族で故人の冥福を祈って焼香をするようにしましょう。

初七日でのお供えものは、葬儀と一緒に行うのであれば、葬儀でいただいたものをお供えするようにします。お供えものは、故人の好物を供えるとよいでしょう。お菓子や果物など、お供えものについては、地域によっては、葬儀が済んだあと、皆で分けあうこともあります。

初七日から四十九日まで行うこと

初七日にはじまる追善法要は、以降7日ごとに四十九日までの間行います。7日ごとの審判の日を「忌日」と呼び、四十九日までが忌中と呼ばれます。

忌中には、中陰壇を設け、遺骨や遺影、白木の位牌をまつり、故人が極楽浄土へ旅立てるように供養します。

参考:葬儀・法要・お墓・相続がわかる事典(浅野まどか 西東社) 68ページ

初七日、四十九日までしてはいけないこと

忌中は、故人を偲び哀悼の意を表すとともに、自身の悲しみを乗り越える期間でもあります。

そして、忌中にしてはいけないこととして、お祝い事が挙げられます

正月のお祝いや正月飾り、年賀状のやり取り、おせち料理でのお祝いなどは、控えるようにします。

また、華やかな席への出席も避けたほうがよいでしょう。縁起を担ぐ人がいる可能性もありますので、結婚式などは遠慮したほうが無難です。パーティーや宴会といったにぎやかな場所や派手なことも控えた方がよいでしょう。

まとめ

・初七日は、故人が最初に裁きを受ける日にあたり、特に大事な法要の一つ。
・最近では、葬儀の当日に行う「繰り上げ法要」も多い。
・初七日から四十九日までの間は、故人が極楽浄土へ行けるよう追善法要を行う。
・四十九日までの忌中はお祝い事は避けるようにする。

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